Laughing Buddha / Illusions & Collusions

Protoculture、Tristan、Aphid Moon、Avalon等、数多くの人気アーティストを擁し、シーンの最前線を走り続けている南アフリカ発のNano Recordsより、Cosmosisの初期メンバーとして活躍、その後もソロ・プロジェクトとして名門Transientを中心にリリースを重ね、最近ではTristanとのプロジェクトFearsome Engineとしても知られる、UK出身のベテラン・プロデューサーJeremy Van KampenことLaughing Buddhaの2ndアルバムがリリース! 今作は彼のキャリアを生かした豪華アーティストとのコラボレーション・アルバムになっています。盟友Tristanを始め、Avalon、Dickster,、Master Blasters、Groove Addictと言ったNanoファミリーの他、80年代後期にUKで結成され、現在も精力的に世界中でライヴ活動を行っているUKのカリスマ・ユニットEat Static、Raja Ram率いるTip RecordsのA&R兼DJであるLucas、オーストラリアの鉄人Space Tribe、ドイツのサイケデリック・マエストロElectric Universeが参加。

2年の歳月をかけて制作された今作品のトラックは、既に数々のダンス・フロアでの実地テスト済みの、まさにカッティング・エッジなパーティの雰囲気をそのままパッケージングしたような完全現場主義な仕上がり。イスラエルのフルオンに見られる派手なメロディー系でも、今はやりのプログレッシブ系でもなく、トランスを知り尽くしたLaughing Buddhaと各アーティストが持っているアイデアやセンスを引き出しあい制作された、アッパー且つグルーヴィーなサイケデリック・スタイルを展開。ドライヴ感あるエッジ・グルーヴを基調としたリズムの絡み具合、ツボを押えた楽曲展開、絶妙なバランスで弾き出される上音、空間映えする立体的な音質デザインなど、巷に溢れる即席的なアゲアゲ・フルオンとは一線を画す完成度。どの曲も似たり寄ったりなスタイルではなく、各アーティストとLaughing Buddhaの個性が見事に融合された、アッパー＆サイケデリック、グルーヴィー＆ディープなUK直系トランス・サウンドが聴きごたえあり。このレーベルのクオリティはやっぱり抜けてますね。DJもリスナーもトラベラーもみんなマスト!!

1. Razorback (Feat. Eat Static)
2. Neutrino Storm (Feat. Lucas)
3. Stepping Stoned (Feat. Dickster)
4. High Right Now (Feat. Master Blasters)
5. Mind Altering Technology (Feat. Space Tribe)
6. Something Out There (Feat. Groove Addict)
7. Back In The Game (Feat. Tristan)
8. Stargate (Feat. Electric Universe)
9. Bring It (Feat. Avalon)