Younger Brother / Vaccine

Shpongleでの繊細なプロダクションも印象深いトランス・ミュージック・シーンを代表するプロデューサー、Simon Posford (a.k.a. Hallucinogen)と、盟友Benji Voughan (a.k.a. Prometheus)によるユニットYounger Brother、待望の3rdアルバムが遂にリリース! ロック、アンビエント、ブレイクビーツ、エレクトロニック・ミュージック、現代音楽…ジャンルから開放された独自の世界で展開するLive感が新鮮な1枚。トランスシーンで一時代を築いてしまったが為に、彼らのサウンドはどうしてもサイケデリックとか、トランスというカテゴリーにステレオタイプであてはめられてしまいがちですが、本作を聴いて頂ければ解るように、所謂世の中的にダンスミュージックやトランスと呼ばれる作風ではない上に、安直に１つのジャンルにカテゴライズするのが困難な程、様々な音楽要素が詰っています。UKのアーティストもシーンも確実に新しい方向へ向かい始めている。それはかつてのトランスシーンも然り…。そうした意味で本作は、聴く者をUKの新たなシーンへ誘う最先端のハイブリッドサウンドの宝庫と言ってしまっても良いかもしれない。前作に続き、Storm Thorgersonによるジャケット・デザインも秀逸!!

1. Crystalline
2. Shine
3. Pound A Rhythm
4. Safety In Numbers
5. Night Lead Me Astray
6. Train
7. Spinning Into Place
8. System 700
9. Tetris