Ajja / Tulpa

2003年末にスイス初のPSYトランス・レーベルとして活動を開始して以降、毎回確実にアシッド・フリークの支持を高めてきた重要レーベルPeak Rec.から、レーベルマネージャーでもあり、看板ユニットYab Yumのメンバーで、ダウンビート系プロジェクトThe Peaking Goddess Collectiveにも参加するマルチ・クリエイターAjjaが2ndアルバムをリリース! 基本はDark Psy系の音なのですが、ハードでゴリッゴリなスタイルではなく、視覚的でトリッピーな上音や、スペーシーな奥行きのある空間処理を駆使し、ダークな中にも抜群のグルーブ感をベースとしたどこか心地よいヴァイブが伝わってくる仕上がり。聴き込むほどにリスナーと作り手のマインドがシンクロし、描き出された世界のイメージが浮かび上がり、トリッピーな無限のサウンド・トリップへと導きます。楽曲構成のバランス感覚も良く、一音一音がクリアに響く、その巧みに計算され表現された繊細なサウンド・ストラクチャーは必見。新たな扉を開くべく彼独自のサイケデリック・ヴィジョンをたっぷり盛り込んだ仕上がり。ハード一辺倒のサウンドとはまた違ったサイケデリック感の詰まった作品ですので、是非じっくりと聴き込んで頂きたいオススメの一枚!!

1. Bebopper
2. Rude Alert
3. Bazinga
4. Surge
5. iFriend
6. Sidewinder (Flying Mix)
7. Ingrained
8. Bayaya
9. Widdershins
10. Three Dots